2014年3月3日月曜日

湯西川温泉旅行記#07-創業1666年平家直孫の宿 本家伴久

旅行期間:2014年2月

1日目

お昼ごはんの後、湯西川温泉 平家直孫の宿 本家伴久にチェックイン。
預けていた荷物を受け取って、仲居さんの案内で部屋に向かいますが、その前に、入り口のところで歓迎の太鼓をお客さんごとに打ち鳴らしてくれます。

 


磨きこまれた廊下を歩いていくと立派な木の階段があるのですが、これが傾いていて、面白いけどちょっとのぼりづらい。地震かなにかで傾いたのかと思ったら、木の幹にあわせてわざとこうしているのだとか。
その階段を上るとまた趣のある廊下が続き、今日のお部屋へ到着です。

 


その名を「水車」といい、なんと部屋の中に大きな水車が飾ってありました。
入り口を入ると囲炉裏があり、高い天井には黒ずんだ梁が渡され、映画かなにかのセットのよう。
これまで数々の旅館やホテルに泊まってきましたが、水車つきの部屋は初めてです。
部屋の窓からは湯西川が真下に見え、かずら橋や冬限定の氷瀑も拝めました。

 

 

 

 


仲居さんに、ロビーでコーヒーなどのサービスをしているのでぜひどうぞと勧められたので、館内の探検もかねて行ってみました。
ロビーは二階まで吹き抜けていて、真上に図書コーナーがあります。川に面した大きな窓からは目の前に氷瀑が見えました。
その景色を見ながらセルフサービスのコーヒーをいただきちょっと休憩。平日にもかかわらずお客さんがたくさんいて驚きましたが、伴久の静かな山里の温泉旅館という雰囲気にそれぞれが浸っている感じで、決して騒がしくなく心地よい。



 


一息ついた後は、二階に行ってみました。
二階には、歴代の雛飾りが飾られた部屋があると聞いていたので入ってみると、圧倒されるようなたくさんの人形や飾りが所狭しと並べられていました。
色的には赤やピンクでかわいらしいのですが、例えば、夜にちょっと一人で彼らと対峙するのはそこそこの勇気が要りそうな感じ。

 





 


その後は、図書コーナーへ。
いくつかのソファーがあり、ぼーっとするには最高の場所です。こういうところがあると連泊する人にはうれしいと思う。
パソコンも一台置いてあったので、フロントに言えばインターネットもできそうな感じです。

 

 

 


部屋へ戻る途中で、かずら橋を見てみました。
廊下の途中に外へ出るドアがあり、そこから食事処の「平家隠れ館」へ続くかずら橋に行くことができます。

かずら橋由来
八百年の往時(1185年)山口県下下関壇の浦の海上戦で対決し、源平の闘いは平家に利あらず敗走となる。
「浪の下にも都の候ぞ」と皇統八十一代安徳帝を清盛の妻二位の尼は抱き参らせ三種の神器と共に千尋の海底に沈み、平家の御代は終り一門は東西南北に散りゆくのみ。
その中に徳島県祖谷に遁れた一門は剱俊な山峡にかずら橋を架ける。敵方の気配がすれば谷で蔓をきり落し、敵方を渡れなくしてその奥山に又逃れたという。その創造力と警戒心とデザインのロマンに圧倒される橋の造形である。いやその橋を同門である当館に架けんと願い祖谷の好意が実り「匠」の手に依り平成六年十月二七日完成する。同日当地で行われた鎌倉頼朝会との和睦式後、橋の渡り初めとなる。(案内板より)

 

 


つり橋なのである程度は揺れますが、下に隙間もないし両側もしっかり囲まれているので怖さは感じません。
大雪が降ったときなどは渡るのが大変そうですが、伴久に泊まった人しか渡れないのでいい思い出になると思います。

冷えてきたので部屋に戻ってテーブルの上にあった案内をチェック。伴久についていろいろと書いてありました。

お客様へ
本日は、本家伴久萬久旅館にご宿泊賜り誠に有難うございます。
当館は寛文六年(1666年)宿屋として開業して以来、現在まで350年余りを経過しております。
先祖が築き上げた伝統と歴史を従業員一丸となって、守り続けております。
また当館の建物は、全国各地から選りすぐった銘木・古木を使用しております。
お部屋は往時を偲ぶ意匠凝らした造りとなっておりますが、生憎木造建築の薄壁ですので、多少隣室等から他のお客さまのお声が聞こえるかもしれません。
何卒ご理解賜りますようお願い申しあげます。もし余りに音が大きい場合は、係りにお申し付けくださいませ。
~後略~(パンフレットより)

ごあいさつ
八百有余年の歴史
平家の哀史が今に語り継がれる
平重盛の六男当館の祖
平忠実より平家直系二十五代を継承する。
天正元年(1573年)第十一代伴対馬守が温泉や財宝を発掘(現在露天風呂下)
湯西川発祥の湯として寛文六年(1666年)宿屋として開業し現在に至り、老舗旅館として代々守り継いでおり、皆様にご愛顧いただいております。
心身を癒し、安らげる空間でおくつろぎいただけるよう伴久は「心からのおもてなし」に精一杯務め努力致しております。
~中略~
平家直系二十五代内儀 伴真澄美(パンフレットより)


などなど。
確かに壁が薄いようで隣の物音が良く聞こえました^^
でもやはり、この歴史ある建物は一見の価値ありで、さらに後で登場しますが、こちらの大女将のおもてなしにもほっこりします。外国人のお客さんにも人気のようで宿泊中に何組か見かけました。


↓この記事がお気に召したらソーシャルで共有してくれると嬉しいです↓
(ボタンは記事の一番下)




0 件のコメント:

コメントを投稿

LinkWithin

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...