2014年1月22日水曜日

四万温泉旅行記#06-四万たむらの本格懐石料理に舌鼓

旅行期間:2014年1月

1日目

探検の後は、楽しみにしていた夕食です。
食事処は「山桜」の個室に案内してくれました。
掘りごたつのテーブルにはすでにいくつかの料理が並べられています。
その脇には今日の御品書きがありましたが、すごい品数。

 

 




春告 御献立

一、食前酒 松の実酒
一、箸附  黒胡麻豆腐 うすい豆 ずわい蟹
一、八寸  春子鯛手毬寿司 海月梅肉和え 花豆甘露煮 有頭海老酒汐 数の子松前漬 梅花大根 菜の花昆布〆
一、お椀  雑煮椀 合鴨汐焼 管牛蒡 梅形人参 梅形大根 しゃぶ餅 どんこ椎茸 焼葱 柚子
一、向附  季節の盛り込み あしらい一式
一、御菜  名物「たむらの源泉蒸し」 鰆柚庵焼 上州麦豚 長芋蜜煮 椎茸 獅子唐
一、焚合せ 竹の子土佐煮 鰊柔か煮 梅麩蜜煮 蕗味汐
一、台の物 牡蠣鍋 白菜 大根 人参 榎木 豆腐 葱 三つ葉 粟麩 葛きり 美味汁
一、蒸し物 スッポン茶碗蒸し
一、食事  鮭飯 白瀧 油揚げ 牛蒡
一、止め椀 とろろ昆布 巻麩 三つ葉 粉山椒
一、香の物 いぶりがっこ 赤蕪 たまりらっきょう
一、甘味  南瓜プリン 梅シャーベット

四万たむら 料理人 峯田善巳


そして裏を見ると季節感あふれるあいさつ文が。


舌代 <春告>

小寒から大寒へと、暦の上ではもっとも寒い時期となりましたが、初日の出・初夢・初詣でなどなど・・・新しい年の「初」尽くしの一月。
また、七草粥や鏡開き、鳥追いやどんど焼きなどなど・・・疲れを癒し邪気を祓い、今年一年の無病息災や豊作を祈る行事に合わせ、大勢の人と相睦ぶ月でもあります。
今月の峯田のお料理は、四万の冷たい空気に凍えながら、春の訪れを待ち望む気持ちをこめたお献立となりました。
睦月ならではの雑煮椀や、走りの素材をあつめた焚き合せにも、春告草と呼ばれる梅の花形に細工した素材が見え隠れ・・・
今年もどうごご贔屓たまわりますよう、心よりお願い申し上げます。
















 

 

 


素晴らしい~!
最後まで食べきれるか心配でしたが、いざ食べ始めてみると、どれも手が込み体に優しい料理なのでスルスルといけてしまいます。
美味しいのはもちろんですが、すべてに気が使われているのが伝わってきて、本当に満足できる夕食でした。


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