2013年8月12日月曜日

鎮魂のカラコルム(石川 信義):おすすめ本

74歳の精神科医が39年の時を経てカラコルムへ鎮魂の旅に出る。

鎮魂のカラコルム(石川 信義)




私がパキスタンのフンザに行ったときとほぼ同じルートで、カリマバードで泊まったホテル(フンザエンバシー)も同じ。
本を読みながら私ももう一度そこへ行った気分になりました。

カラコルムハイウェイの険しい道をひたすら突き進み、やっとたどりつく秘境の地フンザ
そこには、真っ白な雪山に囲まれた風の谷があります。



著者はさらにそこから進み、39年前に滑落して亡くなった登山仲間が眠っているキンヤンキッシュまで向かいます。
標高も高く厳しい環境の中なんとかたどり着き、やっと39年越しの思いを遂げることができました。


道中の様子や過去の思い出などを織り交ぜながら綴られる文章は読みやすく、笑いあり涙ありで非常に楽しく読めました。

パキスタンの旅行では、旅行中ずっと笑顔でいられたというくらい現地の人々の人柄が素晴らしかったのですが、そんなところもこの本から読み取ることができます。



これを読んだらきっとパキスタンに行ってみたくなることでしょう。

おすすめです。
パキスタン(フンザ)旅行記


【送料無料】鎮魂のカラコルム [ 石川信義 ]
【本の概要】
七十四歳の精神科医がカラコルムの旅に出た-三十九年前、東大遠征隊の登攀隊長として未路峰キンヤンキッシュに挑み登頂を目前にして失った友の霊を慰めるため。険しい渓谷に沿って走り、あんずの花咲く長寿の里フンザへ。高山病に耐え、喘ぎ喘ぎ氷河を遡行、ついに友が雪氷の中に眠り続けるキンヤンキッシュの前に立つ。遠征隊の出来事を回想しながら、カラコルムの大自然の中を行く二十一日間の旅を生きいきと描く。土地の人々との交流、ポーターたちとの友情、同伴する女性登山家の思いやりが暖かい。生きる勇気を与えてくれる旅の記録。
【目次】
第1章 カラコルムふたたび/第2章 カラコルム・ハイウェイ/第3章 要衝の地ギルギット/第4章 杏子の里フンザ/第5章 地の果てヒスパー/第6章 ヒスパー氷河遡行/第7章 鎮魂のカラコルム/第8章 アリとクルバーニ/第9章 別れの「風の谷」/第10章 一人旅 パミール・カシュガル
【著者情報】
石川信義(イシカワノブヨシ)
1930年群馬県桐生市に生まれる。旧制二高を経て、52年、東京大学経済学部を卒業。会社勤務ののち、62年、東京大学医学部を卒業して精神科医となる。東京大学附属病院神経科、都立松沢病院勤務を経て、68年、群馬県太田市に三枚橋病院を創設し、日本初の完全開放の精神病院を実現。以来、精神病院の自由・開放化、精神障害者の地域化(ノーマライゼーション)運動に力を尽くす。61年、第5次南極観測隊に参加。65年、東京大学カラコルム遠征隊の副隊長・登攀隊長をつとめる。現、医療法人赤城会・三枚橋病院理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)

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